第六話 職業訓練

このブログを読んでいただいている方の中で、職業訓練に参加したことのある方ってどれくらいいらっしゃるのかしら。

わたしも自分がハローワークに行くまで、
そんなものの存在まったく知りませんでした。
 
詳しくは偉大なるGoogle先生にお尋ねください。
 
私の経験だけ申し上げると、選択した語学系のコースに関しては、申込時に、
‐なぜこのコースを受講したいの?
‐このコースで学びたいことは?
‐このコースの受講を活かしてどんな職業に就きたいの?
みたいなことをアンケート用紙のようなものに
つらつらと想いを書いて提出→書類選考→合格→受講開始
という流れで進んでいきました。
 
たしか、申込をしてから受講開始まで1か月程度だったかと思います。
 
そして迎えた初日。
 
会場は古い雑居ビルの中にある語学学校。
おいおい大丈夫かよ?
と思いながら登校すると、
案内されたのは15名ほどしか入らない小さな会議室にような場所。
この会議室で3か月過ごします。
 
入ると見るからに自分が一番若く、30代~50代くらいまでと幅広い参加者。
この時はまったくわからなかったのですが、この15名。
どの方もまーーーーーーーそれなりの曲者。
 
もう10年以上前のことなので、詳しくは記憶していないのですが、くせのつよいおばちゃん12名、20~30代男性2名、20代女性 1名(私)みたいな感じでした。
 
記憶にあるのは初日の一番最初にやったのは二人ずつペアになって、
相手のことを英語で紹介すること。
ぱっと見若そうな兄ちゃんとペアになったのですが、
その方も当時の私よりはだいぶ年上。
 
あとからいろんなひとに聞いていくと、ハローワークに行きついたひとのみがたどりつく学校だけあって波乱万丈人生。
 
自分もその場にいるので何も言えませんが、普通の会社に普通に勤める、ことになんらか困難のある人材がそろっていました。
家庭の事情、自身の病気、などなど。
 
当時は、みんな大変だなー。と軽く他人事のように余裕ぶっかましていましたが、
今の自分の人生振り返ると、あの場にいる資格はきっちりあったと思います。
 
確か3か月間程度の受講期間だったのですが、
どういう理由だか忘れましたが、受講期間後半に仲良くしていた方と講師が授業中にガッツリ喧嘩をして、なんだかすごい険悪な雰囲気で修了式を迎えた記憶が。
 
なぜたかが語学学校に3か月いるだけでそんなことになるのか。
いま思ってもなぞです。
 
しかも、若さゆえの過ち。
完全に改心するきっかけとなる男性がらみ事件まで起きました。
 
これはキャリアのお話とは関係ないのですが、よろしければ読んでください。