第一話 大学生活

とある地方にある国公立大学に進学し、初めての一人暮らしを始めました。
 
入学前は友達いっぱいできて、サークルも楽しんじゃって、バイトもして、リア充炸裂キャンパスライフを夢みていたのですが、
入学式直前の準備段階で、
 
早くもその計画は失敗します
 
その頃の思考回路としては初めての一人暮らし → 親からの仕送りだけでは生きていけない → バイトしなきゃ!!!!
 
といたって普通だとは思うのですが、タイミングが完全に間違っており、
入学前にバイトの面接に行き、すぐに始めてしまったのです。
 

つまり、入学直後の一番友達を作らなきゃいけない時期にバイトに明け暮れ、
サークルの新人歓迎会にも参加できず、そのため友達もなかなかできず、という自分がやりたかったキャンパスライフへの道ではなく、
スタートダッシュの時点で別方向に夢中で走ってしまいました。

 
「でも、学生のバイトなんだからバイト先で友達とかできるんじゃないのー?」
 
おっしゃる通りです。
 
しかし、そこが私の天性のコミュ障、人見知りが発動し、なかなか友達はできず。
 
結局4年間仲良くなった友達はのちに親友となる出席番号が近いU、
落ちこぼれ集合ゼミに集まったメンバーたち、
顔見知り程度を除くと、友達と呼べたのは6名程度。
 
まあ、今思うと、「貴重な大学生活、もっと楽しめよ!!!!!」
と鉄槌を下したくなりますが、当時はそれなりに楽しく過ごしていました。