第二話 就職活動

そんな感じで友達も少数精鋭(言葉のチョイス!!!!)で、それなりに楽しく過ごした大学生活でしたが友達が少ない、サークルに入っていないから先輩の知り合いがいない、ということがクリティカルダメージとなる巨大イベントが発生します。
 
誰もが避けられないイベント。
 

就職活動。

 
あんまりなんにも考えないで入った学部で、なんとなく選んだ専攻のゼミに入り、
自分が将来何になりたいかなんて、全然考えてない状態でまわりが準備を始める3年後半はゼミの大きなイベントがあってそれに明け暮れ、
これまたスタートダッシュを間違えた就職活動前半戦。
 
周りの友達はどんどん内定獲得。
大学の単位も取り終わって、残りの大学生活をエンジョイ中。
 
私は、卒業単位ギリギリを必死で潜り抜け、その中でふんわりと就職活動。
 
決まらねえ。 
 
全然面接すら呼ばれねえ。 
 
え、世の中で私は必要ない存在なんですか???
 
エントリーシートは軽く100社以上に提出。
面接に呼ばれたのは記憶にある限りでも10社いかない。
エントリーシートで落とされ、面接に呼ばれたあげくに落とされ。
自分の存在価値を疑いました。
 
今思えば当たり前です。
だって、ふんわり学生してたから何もアピールできることがない。
実績がないから、面接で説得力のある話ができない。
 
しかも、THE 就職氷河期
 
どんだけ世の中舐めてたんでしょう。
 
最終的には、もともと興味もないし、専攻とも全然違ういわゆる技術屋のA社から内定をもらい、
 
就職活動のなかで自分自身を否定され続けることに疲れていたので他の内定ももらってオファーを比較なんてことはせずに
そっと就職活動を終了しました。