第十一話 D社との別れ

違和感が増大してくると、体調もおかしくなってきます。
少し病欠でお休みすることが多くなりました。
 
そんな中、E社の求人を見つけます。
みんなが知ってる、とっても楽しそうな会社。
 
選考にとても時間がかかって、もうだめならダメと言ってほしいと思っていましたが、
最終的に採用となり、D社を退職することに決めました。
 
退職のパーティーもプレゼントもすごく素敵なものを用意いただいて、
本当に幸せものだなーと感じていました。
 
今思えば、少し冷静にE社について調べてから判断するべきでした。
 
当時思っていたのは、よかった!キャリアアップ!!
くらいで、本当バカ…。舞い上がってます。
 
タイムマシンがあるなら、この当時に戻って、
D社を辞めるのはやめなさい!!!
あなたの社会人人生の頂点はここだよ!!!
と教えてあげたい。
 
思い起こせば、確実にここが私の人生のなかで最もやってはいけない決断をしてしまった瞬間だと思います。