第九話 うつ
あるとき、組織変更がありました。
それまでも上司はなんだかあまり好きじゃないおっちゃんだったのですが、
上司のおっちゃんとの間に別のマネージャーたち(女性)が入って、
その人たちが私に指示を出して動く、というような形に変わったのです。
それまでは大きなプロジェクトではないながらも
比較的自由に進めることができていたものが、
そのときから彼女たちのお伺いを立てないことには
そのときから彼女たちのお伺いを立てないことには
何も進められなくなってしまったのです。
これはとてつもないストレスでした。
ある日、はっきりと
「あなたは私の言う通りに動いていればいい」
「あなたと私は立場が違うから」
と言われました。
あー、そっかー、私いらないかー。
もちろんそうは言ってないんです、
でもうつ病になったことある方ならわかると思いますけど、
勝手に変換しちゃいますよね????
勝手に変換しちゃいますよね????
会社に行けなくなりました。
ベッドから動けなくなりました。
目の前にあるペットボトルの水すら取れなくなりました。
真っ暗で、誰にも会いたくなくて、何もできなくなりました。
社内にすごく仲のいい方がいて、その人が昔なんか似たようなことを言ってたなーと思い相談したところすぐに心療内科に行くことを進められて、休職することにしました。
ベッドから動けない、たまに外出するのは病院だけ。
寝たいのに眠れない。寝てもすぐに目が覚める。
病院から処方される薬と、
休職して仕事から離れることで少しずつ状態は良くなっていきましたが、
もうC社に戻ることは考えられませんでした。
もうC社に戻ることは考えられませんでした。
あんなに楽しかったのに、あんなにやりがい感じてたのに。
悲しかったです。
病状がだいぶ回復してきたとき、D社の求人を見つけ応募、
無事採用いただいてD社への転職を決めました。